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Lattice in the Lettuce

The monologue of a scientist.

プーチンのちょっかいとガソリンの値上がり

社会

国際情勢ではシリアとアメリカ・ロシアに注目が集まっている。ちょうどニミッツの話をしたので、この話も少ししてみようと思う。

シリア・アサド政権は、アラブの春において最後まで残った独裁政権である。今回の化学兵器事件は、政府勢力によるものか、反政府勢力なのか、どっちがやったのか本当のところは分からない。ともかく反政府勢力の後押しをしているアメリカとしては、春の到来を早めるべく軍事行動に出ようとした。

9月初め、ニミッツが紅海へ向かった。打撃艦隊から200発トマホークを撃ち込む算段だった。トマホーク200発分、280億円の経済効果が見込める。

そこへ待ったをかけたのがプーチンだ。元々プーチンオバマは仲がよろしくないらしいが、オバマとしては面白くない情勢になってきたと思った事だろう。プーチンはついでにニミッツ群の頭を押さえるべく、巡洋艦を送っている。撃ったらジャミングするつもりだろう。

ともかくオバマは立場的にプーチンの尻馬に乗るしかなくなった。1週間というどだい無理な注文は付けたが、もう既に一極体制は終焉してしまったと認めたにほかならない。現実に今は、アメリカ・ロシア・中国による多極である。

1週間はもちろん無理である。最終的にアメリカは撃つだろうとは思う。何もせずニミッツ群にお帰り頂くのはプライドの問題もある。撃ったらどうなるか?

まずイランが火病る。シリアの同盟国だからだ。ロシアは大喜びでイランを推す。イランは何をするかというと、イスラエルを叩く。イスラエルがキレてイランと交戦する、と次にイランは紅海を封鎖する。もちろんニミッツ群は撃ったらすぐにそそくさとお帰りするので、アメリカとしては問題ない。

問題があるのは石油輸出だ。オバマのジレンマがいつ切れるかにも寄るが、来月半ばまでにはガソリン価格がどーんと上がる気がする。