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Lattice in the Lettuce

The monologue of a scientist.

片山祐輔は何がしたかったのか

遠隔操作事件 片山被告「私が真犯人」と認める
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140520/k10014570351000.html

この事件はホンの数日前まで、警察検察が作り出そうとした冤罪事件として丸く収まるはずだった。片山祐輔は自宅でのんびり裁判が終わるのを待てば、その後は冤罪関係の活動家やらコメンテーター、あるいはITスペシャリストとして明るい未来が待って居ただろう。

弁護士も言っていた通り、この後に及んで真犯人工作などまったく意味がない。裁判が不利に進行しているならともかく、無罪の気配濃厚で世論もあり、保釈に応じた裁判官は袴田事件を再審した人と来れば、有罪になどなるはずがない。

ともかくこれで、片山祐輔はすべての関係者を敵に回した。弁護士は今後こういった裁判の弁護がしづらくなるし、警察の中にも本当は無罪なんじゃないかと思っていた向きは居るだろうし、保釈を認めた裁判官や、擁護した人間すべてに恨まれる事となるだろう。

殺人予告等で前科もあることだし、さらに周囲を騙しまくる大嘘つきと来れば、もはやまともな就業等は望めないだろう。

犯罪心理学では簡単な答えが導ける好例と思うが、あまりに教科書通りで何の面白味もない。保釈すれば証拠隠滅に走ると考えていた警察・検察の思惑通り、よくある犯罪者のステレオタイプ。

せめて、

僕は犯人じゃないが警察の尋問にこれ以上耐えられない。証拠捏造までして僕を犯人に仕立てあげて何が楽しいんだ。日本は法治国家ではない。

とか書いて自殺すれば、少なくとも世論は警察・検察叩き一色に染まって、自然な終わり方になっただろう。スマホ掘り出してきた刑事を道連れに自殺、なかなか良い結末だ。

そういう終わり方をして欲しかったとつくづく思う。