Lattice in the Lettuce

The monologue of a scientist.

Dropboxの利点

少々前だが、DropBoxが月額1200円のまま、容量が10倍の1TBになった。元々クラウド・ストレージとしては高価な部類で、GoogleDriveやOneDriveに大きく水をさされていただけに、この容量アップはうれしい限り。
ただ、クラウドとして特定ファイルの共用を目的に使うのなら、100GBで数百円のサービスの方が良いように思う。GoogleDriveの100GBで2ドルというサービスはもっとも手頃である。

が、私は敢えてDropboxを使っている。その理由は次の通り。

速い

この速さとは、単にアップロード・ダウンロードの速度ということではなく、ファイルを追加や更新したときの同期のレスポンスを言っている。
GoogleDriveやOneDriveは、やたらと遅くて困る。

例えば、デスクトップPCでパワポを作っていて、5分後に始まる会議でノートPCからプレゼンしようとしたとする。
会議の始まる5分前に共有フォルダに放り込む。

で、5分後の会議でその資料を使えるのはDropBoxとGoogleDriveだけ。OneDriveはなぜか知らないが、アップロード・ダウンロードともにされない場合が多い。即座にされる場合もあるが、大抵はされないような気がする。10分くらい経つと同期するのだが、何かタイミングがあるのだろう。フォルダにファイル追加してもしばらくは同期に至らない。

Office2013で編集していれば、OneDriveはダイレクトにファイル更新させる事も出来るが、そのファイル更新速度もやたらモタモタして遅い。

さらに、会議の始まる2分前に、その資料をちょっとデスクトップで編集したとする。
その変更が即座に反映されるのはDropboxだけ。GoogleDriveでもこんな速さでは同期されない。

DropBoxは、こういった同期のレスポンスが大変良い。
この秘密はLAN同期というプロセスにある。詳細はwebを適当に。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1310/16/news109.html

ローカルフォルダの移動が可能

OneDriveは遅すぎて使い物にならず早々にやめて、GoogleDriveをしばらく使っていたが、GoogleDriveはローカルフォルダを移動する事が出来ない事に気付いてやめた。
最初は10GB程度のつもりで使い始め、次第に容量が増えていってSSDでは間に合わなくなり、HDDにフォルダを移したい・・・というようなシチュエーションは容易に想像出来るが、それが不可能なのである。

いったん共有を解除して移動後に再共有しようとすると、すべてのファイルをダウンロードし直しになる。100GB以上保存していたりすると大事だ。ローカルにファイルはあるのに、それを消して改めてネットから落としてくる・・・・という、まったくもって何の意味もない時間とトラフィックの浪費になる。
これはGoogleDriveの大きな問題の一つで、フォーラムでは数年前から何度もテーマに挙がっているが、未だに解決されない。

Dropboxはそういったこともなく、PCのアプリ上からフォルダ移動が簡単に行えるので、アップロードし直しで回線負荷増大、というようなことにもならない。

スマホからのアクセス

Dropboxは、スマホからのアクセスが強烈に速い。iPhoneでもAndroidでも(モバイルSuicaしたいのでAndroidも持ってる)、GoogleDriveに比べとにかくダウンロード速度が速い。フォルダを開いてファイル一覧が表示されたら、100kb程度の画像ファイルならすぐに開いてスワイプしてどんどん見ていけるくらいの速度。

GoogleDriveはファイル一覧までの速度もモタつくし、ファイルの読み込みにはLTEで使っていても数秒かかって遅い。

一番ひどいのはAndroidでのファイルアップロードで、GoogleDriveは1ファイルずつしかアップロード出来ない。30枚くらい写真撮って、10枚選んでアップロード、というような事が大変やりづらい。これもGoogleDriveの問題の一つで、何年も前からこの仕様だが、いつになったら改善されるのか。Dropboxではそういう事はなく、一覧から選んで複数アップロードが同時に出来る。

まぁ高いけど

Dropboxの唯一の欠点は、先にも述べたように100GBで数百円といった安価なプランがないことだ。1TBも使わない(ノートPCのSSDへも全ファイル共有させているから、1TBも入れられない)ので容量の無駄だし、毎月1200円というのもちょっと考えてしまう料金である(年間契約すると12000円になって月1000円計算)。

とはいえ、そのおかげでユーザ数が他社サービスよりも少なく、レスポンスが良好だというのなら、それはそれで良いのではないか、と逆に考えてもいる。アプリやサービスの出来が良いためなのか、ユーザ数が少ないからなのかは知らないが。