Lattice in the Lettuce

The monologue of a scientist.

S.M.S.L SAD-25とTOPPING VX1聴き比べ

1年ほど前、デスクトップのスピーカーを少しまともな物にした。それまでソニーのSA-PC5というDTM向けの物をずいぶんと長く使っていたが、音楽聴く機会は居間よりも居室の方が多いかな?とか思って、居間のテレビの脇に置いてたパイオニアのピュアモルトスピーカーS-A4SPT-VPを持ってきた。

当初はパナソニックのデジタルアンプSU-XR57も持ち込んでいたが、さすがに邪魔なのでTEACのデジタルアンプ301DAを買ってみた。が、どうもアナログアンプ臭い音というのか、味付けが大人しすぎてインパクトが足りない。

そこで、流行りの中華デジアンに手を出した。SMSLのSAD-25である。そこらのサイト読んでると人気機種のようで、ついでに価格も6000円弱と大変安く、それでいてUSB接続可能なのだからお買い得だ!とさっそく入手した。

価格こそTEACの1/5しかしないくせに、デジタルアンプ独特の無味無臭なナマの音が楽しめ、歓喜したものだ。S-A4SPTクラスのスピーカーのドライブは、一昔前ならラックスの10万クラスか、ビクターの同じく10万クラス、アキュフェーズはやり過ぎだとしてもとにかくそれくらいのアンプが必要だったのに、たった6000円でそれなりの音が出てしまうんだから大変驚いた。

少々アップグレードを

それから約1年ほど何もしなかったがつい最近、なんとなく物欲が湧いてきたので、中華デジアンを何か増やしてみようと思い立った。
SMSLとコンペな?メーカーでTOPPINGがある。SMSLに比べたら少し高いが、評判は上々なので何か買ってみることにした。やはりUSBで繋げた方がいいから、ということで探してみると、SAD-25と同じ、トライパスのTA2021Bを積んだVX1が目についた。

もちろん、別の石な物の方が違った音は楽しめるけれど、ハイレゾも行けるDAC内蔵でどれだけ変わるものかと(ハイレゾ音源なんてあまり持ってないけど)入手してみた。

届いたモノは、SMSLと比べると遥かにデカい。SAD-25が「こんなに小さいのか」と驚いたのに対して、VX1はそれなりのサイズだ。

音はどうかといえば、解像感がまるで別物で驚く。ハイレゾではない普通のCDから出したMP3なんか聞いてても、こんなに違うものかとびっくりした。

ただ、SAD-25とVX1ではDACのICが全然違うので、メーカーの比較にはなってないかなぁ、と思い直し、ついでだからと同じくTOPPINGの外付けDAC、D20も入手した。

これで聴き比べた結果・・・。
どちらもそれほど大きくは違わないと感じた。強いて言うならSAD-25はソースに対して素直というのか、ダメなものはダメな音しか出ないのに対して、VX1はダメなソースでも最大限に活かしてしまうような、そんな感じがする。

楽器の定位感は、VX1の方が上だと感じた。SAD-25も定位しないわけではないが、まんべんなくすべてが定位するわけではなく、ボーカルは定位しやすいのにベースは難しい感じがする。

どちらが良いかと訊かれればVX1に軍配を上げたくなるが、SAD-25も捨てがたい、そんな感じだ。