Lattice in the Lettuce

The monologue of a scientist.

タッチパネルのデジカメ好き

この春、NIKONの一眼レフを処分した。D70から数えて10年あまり、ボディもレンズも毎年増やしてずいぶんな数になったが、ここ2〜3年ほとんど使わなくなってしまったので、いい加減やめようと思ってヤフオクに出した。ボディの方はともかく、レンズは買った当時と大差ない値段で売れて驚いた。死蔵してた中古レンズなのに。

さて、なんで使わなくなったかと言えば、重くて持ち歩きが面倒になったのと、スマホライクに扱えないから、というのが大きい。

スマホライクとは、要はタッチパネルで直感的にスイスイ操作出来ないとイヤ、という意味。たくさん付いてる小さなスイッチ類やダイヤルをゴチョゴチョ操作して設定したり、撮ったものを小さなボタンポチポチ押して確認する作業はもうゴメンだ。

スマホに慣れきってしまった身にとっては、パソコンやテレビの画面はともかく、他の物は全部タッチパネル操作じゃないと困る。タブレットは言うに及ばず、プリンタも液晶付いててタッチパネルでクラウドに繋がるし、車のナビもレーダーも当然タッチパネルだし、腕時計だってフルカラー液晶ならタッチ操作でWiFiやBTでネット繋がって当然じゃんなこのご時世だ、タッチパネルじゃない小物なんて考えられない。

なのになぜか、コンデジやらミラーレスやらデジイチやら、カメラ製品だけはタッチパネルが主流ではない。ではないが、あることはある。ニコンを捨てたとはいえ、カメラがないのはやっぱり寂しいから1〜2個買ってみてもいいなと思った。

選ぶべきポイントは

1.タッチパネル操作できる事
理由は上に書いた通り。

2.WiFiリモコンできる事
最近は液晶クルっと回して自撮り棒で記念写真が流行ってるが、さすがにそんな自撮りじゃ構図は限られるし複雑な設定は出来ないし、撮ってて面白味がないので却下。三脚構えてWiFi接続したスマホでコントロールが上等。
ただ、アプリで設定出来るのがプログラムオートで自動シーンだけじゃ自撮り棒と何も変わらない(画角以外)ので、マニュアル操作が可能なWiFiリモコンじゃなきゃ嫌だ。

3.重量
どんなに重くてもレンズコミコミ400g以上は却下。望遠ズームなら600gまでは我慢する。

4.露出ブラケティング
HDRするとRAWが使えないので、ブラケティングは必須。HDR用に吐いてくれなくとも露出変えて3枚以上出して欲しい。

5.CMOSサイズ
当たり前だがデカいほうがいい。最低4/3。

6.ズームは450mm以上は欲しい

あとは、液晶チルト出来るかとか手ブレ補正がなんぼとか、クリップオンストロボが乗るかとか増灯出来るかとか超解像度ズームはいくつか云々あるが、基本的には上に挙げた6つが重要な要素になる。

結果。

全部を満たすカメラは存在しなかった。

まずタッチパネルで10機種以下になり、WiFiリモコンの機能でオリンパスソニーに絞られ、重さ加味すると2〜3機種。5と6でトレードオフが出てくる。

重量は400g(ミラーレスなら標準レンズ込み)と適当に設定してみたら、ミラーレスはソニーしか引っかからなくなった。
その中でα5100はタッチパネルといってもタッチシャッター専用で他の操作は×らしいから、旧機種化しているNEX-5T以外に選択肢なし。

他のE-M10やE-PL7も含め店頭で弄ってみた感じでは、ソニーいいじゃんスマートでスイッチ数とか配置とかもシンプルだし?
対してオリンパス勢はスイッチ・ダイヤルごちょごちょに見かけより重く、これは嫌気が差して処分したニコンと同じ類だなぁと感じた。ついでにソニーマイクロフォーサーズでなくAPS-Cだというのも決め手になった。ニコンはずっとDXフォーマットだったから、同じような感度やボケ味のAPS-Cは願ってもない。

そんなこんなで1台はNEX-5Tに決定。一応現行だが型落ちしてるようなので展示品を値切ってみると、バッグとSD16GB付きでダブルズームキット45,000円と言うので、ついでにNDフィルタ1枚サービスしろと言ってこれに決定。ヤフオクも考えたが小型デジモノは保証がないと怖い。

あとは、さきほどの5と6、つまりCMOSサイズとズーム倍率でトレードオフになっている件。450mm以上をNEX-5Tで達成するのは厄介なので、オリンパスのSH-1も買ってみた。Amazonで22,800円。

おそらく、どっちかは飽きたら使わなくなる。これまでもそうだった。
正直、ソニーHD60Vあたりがタッチパネルだったら、それで十分満足したような気がする。