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Lattice in the Lettuce

The monologue of a scientist.

ヤマザキパンwebのおかしな写真 その2

雑談

山パンのwebがリニューアルしていたので流し見していた。
やはり研究職の紹介ページが前回に続いてアホっぽいので、ちょっと書いてみよう。

https://www.yamazakipan.co.jp/recruit/universities/work/w06.html

この写真とか。

前回の島津の分析装置写真はやめて、今度は日本電子のSEMにしたようだ。なんかやたら古いが・・・。
ステージのXYが基本手動で、電動オプションを付けている。Z軸は手動だ。いわゆるPC-SEMと呼ばれ始めた時代のシロモノ。たしかこれ、ターボ分子ポンプじゃなくディフュージョンポンプ(油拡散ポンプ)だったような。電子銃はタングステンなのでイオンポンプの類は見当たらない。

こんな低真空すら使えないブツで、水分大量に含んでるパンの何を見るのか。

オマケに日本電子製のEDXがついている。液窒のタンクが乗ってるのでこれまたかなりの年代物。モータードライブが付いてないようなので挿入は手動だろうか(現代の電子冷却方式は基本入れっぱなしなので付いてないが、これは入れっぱなし出来ない時代のやつ)。

日本電子のEDXは、エダックスのOEMなんだったか自社製品だったか忘れたが、かなりクソだ。検出器の性能が悪すぎて、電流値上げないとマッピングとかクッソ遅いし。普通なら堀場のを付けたり、金があるならサーモフィッシャーの相分析ができるやつを買う。

まぁそれはいいとして、SEMでパンの何を観察するんだろう。それが一番気になる。さっきも言ったが水分を大量に含んでるパンのようなものは高真空に置けないし、置いたら水分全部飛んで、ディフュージョンポンプやロータリーポンプのオイルを汚染する。

そこらへんをクリアしても、SEM被写界深度や倍率使わないと見れないものなんて、果たしてパンに存在するのか。キーエンスのマイクロスコープの方が遥かにマシじゃないのか。

いくら考えてもそう思える。