Lattice in the Lettuce

The monologue of a scientist.

グリュック王国探検 ネタ満載の廃テーマパーク その1

3ヶ月ほど前になるが、9月の連休を使って1週間ほど北海道に行ってきた。今回の目的は、台風の災害に見舞われた道東地方の視察、というのは建前で、Phantom4でグリュック王国空撮こそが主目的だった。
・・・だったが、あいにく雨で飛ばせず(無理に飛ばしても雨粒がレンズについてしまって綺麗に撮れない)、しょうがなく徒歩で探検してきた。

最後の聖地

我々廃墟探検マニアにとって、グリュック王国は最後の聖地である。他の聖地といえば、新潟ロシア村やARAIスキーリゾートやガリバー王国あたりだが、ロシア村はほとんど壊されてしまって教会とホテルしか残ってないし、新井スキー場は外資に買われて再建中らしいし、ガリバー王国は影も形も残っていない。

つまりもう、手付かずで残ってる超巨大廃墟は、国内にはグリュック王国くらいしかないのだ。そこのところは私も昔からよく認識しており、そのうち行こうと心に誓いつつも、北海道、しかも道東、さらに帯広近郊という、ほとんど観光する場所のない立地が仇となって、なかなか訪れる機会がなかった。

今回の写真の大半は、発売日からわずか2日しか経っていなかったiPhone7で撮った(バウンスしたいところなど、一部NEX-6併用)。真っ暗な場所はライト併用したりはしているが、なかなかの雰囲気を出せている。さすがiPhone

入り口

前置きはこれくらいにしてさっそく見ていこう。

ここは帯広空港側に面した裏ゲートだ。その名もグリュック橋なる橋を渡ってすぐの場所。以前は強烈なバリケードに封鎖されていたが、誰も管理してないようで、雑木林の一部と化している。今回はここからお邪魔してみる。

雑木林をくぐり抜けると、すぐに広場に出る。かつては広い場所だったようだが、半分くらい樹木に占領されてしまったようで、あまり広場という感じはしない。

基本的に建物はどれもウェルカム状態。封鎖されていた痕跡はあるので、どこかの誰かが開いて行ったのだろうが。

そんな建物の一つに入ってみる。どうやら土産物屋らしい。箱入りのぬいぐるみがぶちまけられている。元は綺麗に積み上がっていたのだろう。お持ち帰りしたい衝動に駆られるが、どうせゴミになって捨てるだけなのでやめておいた。

壁には何やら記念写真が。

ドイツとの交流記念かなんかだろうか。そういえばロシア村にもこの手の写真が(あっちはロシアとの交流)いっぱいあったなぁ。

ホテルの方へ


さて、土産物屋を出たらホテルへ向かおう。他の人のブログでもよく出てくる場所だ。

途中にあった元?噴水。昔はさぞかし立派なものだったんだろう。

ホテル入口に到着。このホテルは表と裏の入り口が対象構造になっているらしく、こちらは裏口。

ご丁寧に窓ガラスぶち破って椅子まで置いてある。ちなみに内側にも一脚置いてあり、なかなかの念の入れよう。

いよいよホテル内部だ。ロビーにあった物と思われる椅子やテーブルが一箇所に集められている。

それにしてもずいぶんカビが酷い。ロシア村はここまで酷くなかったような。臭いも凄まじいものがある。

ちなみに、廃墟探検する向きに言っておきたい事だが、廃墟行くときは工事現場用の防塵マスクを買って持っていった方がいい。カビとホコリがあまりに酷すぎ、体調を崩す人がとても多い。


天井もかなり崩落が進んでいる。さすがに躯体は重量鉄骨RCのようなので簡単には落ちないだろうが・・。

バーのような場所。調度は大変高級だったようである。

バックルームを覗いてみると、何やら制服が掛かっていた。はて、更衣室は別にあるはずだが。

廊下を進んでいく。なぜかテレビが置いてある。

半開きになっていた客室ドアの向こうに、何かが見えた。げ・・・。悪寒と戦慄が走った。

長くなったので一旦切る。

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