Lattice in the Lettuce

The monologue of a scientist.

風呂リフォーム 残金80万円余がチャラになった話

もう1年以上経ったので、そろそろネタにしても良いと思うが、一昨年、マンションの風呂とトイレを160万円程度かけてリフォームした。この時、業者がヘマをやって工期が1ヶ月近く伸びた上に、その後の対応が企業としてあるまじき不正行為の連続だったため、私は工事完了を認めなかった。結果として、残金の請求が来なくなった。これについて、書いてみる。

工期1ヶ月遅延

風呂130万円、トイレ30万円くらいだったと思う。リクシルのユニットバスとトイレにしてみた。
業者はネット窓口のリフォーム業者で知られているリ○コ(株式会社セカ○エ)である。申し込んで、前金80余万円をクレカで支払い、工事日がやってきた。
下請け業者の㈱エク○ルプランが、既存のユニットバスとトイレを撤去。その後、リクシルが新しいユニットバスとトイレを設置して完了、のはずが問題発生。何やら、発注したユニットバス部材の寸法が合わないため、設置出来ないと言う。
トイレの方は問題なかったが、ユニットバスは何と1ヶ月近くも使えない事態となった。この間、毎日近所の温泉通いで些か疲れた。

値引き1万円!?

この遅延で不自由を強いられた私としては、まぁ温泉通いの実費3万円程度と、値引きで5万円程度、合わせて8万程度貰えれば十分かな、と思っていた。ところが。リ○コが提示してきた値引きはたったの1万円。実費にすら及ばないという、大変フザケたものだった。オマケに、工事が終わるまで謝罪すらしてこない。これはあまりにも消費者をバカにしている。そこで私は、リ○コに次の2点を要望した。

  1. それなりの立場の人が謝罪に来る事
  2. 子供の小遣い程度ではない金額を割引く事

何度かメールのやり取りが続き、最終的に値引き5万円、実費別という、私が想定していた金額に落ち着いたので、値引きについては納得した。が、謝罪には「行かない」の一点張り。企業としてそれおかしいでしょ、と言い続けたら、ようやく「行きます」の話になった。
この時点での値引き金額は8万円である。

謝罪に来たのは下請けだけ

謝罪の面会は喫茶店で行う事にして、当日。来たのは下請け業者㈱エク○ルプランの社員一人。リ○コは?と問う私に対し、彼は「リ○コから詫てこいと言われた」「今回の件でウチは大損した」と内情を暴露し始めた。

ここで少々、この件での関係者について説明する。

リ○コ(株式会社セカ○エ)

元請け業者。私と直接契約関係にあるのはココ。後で、「ウチは元請けじゃない」云々言い逃れを散々やってきた。

下請け業者(㈱エク○ルプラン)

既存バスなどの解体業者。解体だけで、設置には一切関わっていない。

リクシル

言わずと知れた建材メーカー。ユニットバスの採寸を間違ったのはリクシルの責任。

さて下請け業者はと言うと、

ウチは施工には全然関わってないのにペナルティとして10万円(リ○コから)課せられた、他に15000円取られた」。大赤字だ。リ○コなんかとはもう縁を切る。

などと怒り狂っている有様。そこで私は

リ○コから貴社(下請け業者)に対しての発注書と、ペナルティ金額の証明は出せるか?

と訊いたところ、何でも出すとの事。後日私は、発注書のコピー他の書類を受け取った。

私に対するリ○コの値引きは、風呂屋通いの実費を合わせ8万円。一方、何の落ち度もない下請け業者にリ○コが課した制裁金は11万5000円。差し引き、3万5000円、リ○コは儲けたという事になる。
自社の不手際を棚に上げ、客の迷惑を利用して、逆に儲けるとはいい度胸だ。

内訳を誤魔化すリ○コ

さて私としては、この件をすぐにリ○コに伝えて是非を正す事も出来た。が、「それなら11万5000円値引きますよハッハ〜」的な終わり方になっては、気が収まらない。消費者の迷惑を利用して逆に儲けるなどという悪徳企業を許すわけにはいかない。そう考えた。

そこでリ○コに、

貴社が謝罪に来なかったため、不明点が多く残っている。今回の工事遅延に関わる費用内訳を提示して欲しい。

と伝えた。下請けに課した不当なペナルティなど、私に伝えてくる事はあり得ないだろうから、嘘を吐いて誤魔化してくるだろうと踏んだわけだ。

数度のメールやり取りの末、案の定リ○コはデタラメの明細を送ってきた。ここで私は、

下請け業者から預かっている書類と、リ○コの明細書がまったく違っており、どちらかがデタラメである。

という事を伝えた。口にはしなかったが、消費者センターなり警察なり、出るとこ出ましょうか、的な文面を書いた。

最終的な値引き金額

ここから紆余曲折あって、最終的な値引き金額は大幅に増え、34万5000円となった。まぁ、出るとこ出られたら確実にまずい事になる、リ○コとしては何も言えない状態だったのだろう。私としても十分過ぎる値引きと考えて合意した。

しかし、リ○コから届いた覚書には、次の一文があった。
この件について、公にしない事。

まぁ恐らくは、大幅値引きに釣られた私が、付与条項にも気づかずホイホイとサイン捺印してしまう事を、リ○コは目論んでいたのだろう。どこまでも汚い企業だ。
ところがどっこい、私は普段から仕事の中で、共同開発の秘密保持契約(NDA)などやり慣れている。契約書やら覚書やら、難解な文章を読み解いて、自分や自社に都合の良い内容に変えて行くのはお手の物だ。
そこで、こう言った。

第4条の各項ですが、これまで一度もこの内容で合意した事はございません。仮に貴社がどうしても第4条の合意を求められる場合は、別途、第4条合意契約という形を取らせて頂きたいと存じます。合意契約金額は一金50万円程度が適切かと存じますが、貴社におかれまして正当と考えられる事由に基づいた契約金を提示される場合は、別途ご相談させていただきたいと存じます。

実際に送ったメールからのコピペである。

対してリ○コは1年以上、返信をしてきていない。そのため、工事完了書類にもサイン出来ないし、残金も払えない状況が続いている。

残金はひょっとすると、リ○コにとって負債になるのかもしれないが。
ちなみに、下請け業者に課されたペナルティを私の方で負担しようか?と下請けに申し出てみたが、不要との事だった。彼らのおかげでリ○コの不正を暴けたのだから、私としては受け取って欲しかったが。