Lattice in the Lettuce

The monologue of a scientist.

Pixel3では民泊系でテザリングが出来ない

最初に結論を書いておくが、どうもNexus 6P/5X同様にSIMフリー端末でもTethering Entitlementが有効化されているらしく、MVNO含め回線自体でテザリングが可になっていないと弾かれてしまうという、iOSモドキ状態になっている模様。恐らくrootしないと駄目。
Root化で解決した(後日日記参照)

以下、経緯。

Pixel3をGoogleStoreで買ってみた。

現在常用しているスマホはiPhone8とAQUOS R Compactの2台。iPhoneXSは重いのとデカいので無視した。SE2なら20万円でも買うが、2台持ちする都合上150gを超えるスマホは持ちたくない。しかしiPhone8はともかくR Compactはあまりにも安っぽい。SoCはSD660でまぁ良しとしても、カメラは2万円くらいの中華スマホにすら劣る。

そこに登場したPixel3。iPhone8と同じ148gで幅68mm、これは持ちやすい。しかもカメラはiPhoneXS以上か以下か、とにかくそれくらいのハイエンドだ。SD845なので反応はキビキビしているはずだし、4x4MIMO対応もバッチリ。サイフと防水も付いているということで10月10日の予約開始と同時に注文入れて待つこと3週間。やっと今週始めに手に入れたはいいが。

元々、iPhoneApple Watchの関係でキャリア(docomo)を使っているが、AndroidではApple Pay非対応の電子マネーテザリングがメインの使い途だったため、音声SIMは使わず民泊系(Fuji WiFiやiVideoやWith WiFi)のSIMを入れていた。今回のPixel3も民泊SIMで使う気満々だった。

ここで少々説明すると、民泊SIMというのは、SBM営業部がハゲ本体に吸収される前に展開していた業販事業のうち、民泊業者向けにWiFiルータで使う事を前提として売っていた商品を、民泊業者が別会社作って再販しているという、かなりグレーゾーンなブツ。

SBM営業部はWebに資料を置いておくなど、かなりザル運営だったようで、民泊業者に卸していた当時の資料もあったようだが、ハゲ吸収後には一切見当たらなくなった。もちろんハゲ取扱になった後も同じ事業が引き継がれているようで、新規民泊SIM業者は次々に生まれている。

さて、この通称「民泊SIM」はどういった特徴があるかというと、

  • 激安。それぞれ月額あたりで、100GBで3000円、無制限(実質250GBで速度制限)で4000円、1TBで6000円、などといったモバイル回線とは思えない激安価格となっている。
  • Softbankのキャリア回線と同じ速度が出る。いわゆるMVNO向けに販売されている回線ではなく、Softbankのキャリア回線の単純再販のため、LINEモバのようにWCPのAXGP B41が使えん、といった事もなく、正真正銘ハゲとまったく同じ速度が出る。
  • WiFiルータセットのレンタルが多いが、SIMレンタルになっているものもある。なので、SIMロックされていないハゲバンド対応スマホなら何でも使える(一応iPhoneでも使える、後述)。
  • 音声回線がない。ない、というのは民泊業者が売ってないだけで、SBM営業部が卸してた回線にはあったし、今ハゲが業販してる回線にももちろんそういうのはある。が、料金が高いのかなんなのか、民泊業者は売ってない。データ及びSMS専用(SMSを使うと怒る業者もいる)。
  • 料金支払は基本的にクレカのみ。あくまで窓口は民泊業者なので、他の形の支払いには非対応。
  • テザリングオプションに非対応。これも音声回線と同じで、民泊業者が対応してない。Androidは基本的にテザリングオプション未契約のUSIMカード(F)を挿してもテザリングは使えるのだが、iPhoneや、Pixel3のような一部端末では、契約状態を検出されてしまって使えない。

これがSIMとして見た場合の特徴。あと、ハゲ→民泊業者の契約に触れておくと

  • 帯域売りでなくSIM自体の卸売。なので、業者が契約容量を自由に決定することはできない。100GBのSIM、200GBのSIM、といった具合にハゲから提供されており、それを再販するだけ。
  • オプション契約等も卸売契約単位なので、音声契約やテザリングオプションといったバリエーションを付けられない。仮につけたとしたら、卸売契約全体に付いてしまうので割高なようだ。これは先に述べた通り。
  • SIMはレンタル。卸売と書いたが、SIM自体はハゲが民泊業者に向けて貸し出したことになっており、民泊業者は又貸ししていることになる。ここの仕組みがさらに複雑で、本来このSIMを使って良いのは、ハゲが貸し出した相手(民泊業者)の従業員等に限定されているらしい。そのため、民泊業者の内部の帳簿上は、SIMを客に売った、のではなく、従業員に貸し出したとなっているらしい。

さて話が長くなったが、Pixel3ではiPhone同様に、民泊SIMでテザリングができない。これはシステムアプリのTethering Entitlementの影響。このAPIはハゲに対し、テザリング契約の有無を確かめることができ、Build.propでそう設定すると、確認に走ってしまう模様。

ということで、民泊SIMをPixel3で使うのは(Root取ってBuild.prop書き換えないと)無理。ハゲで販売のない初代PixelやPixel2は問題なく使えるらしい。ようはハゲで販売されてるので、GoogleがハゲIMEI向けにTethering Entitlementを有効化してしまった事が原因のようだ。